スナイパーたま

※設定に深く突っ込まないでください。楽しんだ人が勝ちです。




軍を退役した後、珠瀬壬姫はスナイパーとして合法・非合法問わず仕事を受けるようになっていた。
そんなたまの所へある日、非合法な仕事の依頼が入った。
依頼人は言った。
「来週の日曜日、妻が浮気相手とホテルで会うつもりらしいからその場で始末をお願いしたいが、可能かね?」
「できますよ。なにか細かい要望などはありますか?」
「妻は顔も見たくないから頭を思い切り吹き飛ばして欲しい。相手の男には死ぬよりも辛い苦しみを味あわせたい。だから男性のシンボルだけを狙って撃って欲しいのだが、できるか?」
「料金さえいただければ。2発分で××円になります。報酬はスイス銀行の私の口座に振り込んでください」



そして翌週。たまは狙撃ポイントで狙いを定めつつ、依頼人と通信していた。
「奥さんの頭と、浮気相手の股間を狙う、ということですが……」
「どうかしたか? 何か問題でも?」




「もう数分待てば1発分の料金で済むようになりますが、どうなさいますか?」